ウッドウィック(WoodWick)の使い方・消し方|芯の長さと燃焼時間、連続3〜4時間まで

ウッドウィック(WoodWick)の使い方・消し方|芯の長さと燃焼時間、連続3〜4時間まで

WoodWick(ウッドウィック)は、木でできた芯(ウィック)が燃えるときに「パチパチ」と音がするアメリカ生まれのキャンドルだ。日本の正規代理店はカメヤマ株式会社で、日本公式サイトは「日本における「WoodWick」の正規代理店はカメヤマのみ」としている。

使い方の要点は、カメヤマ公式オンラインショップの商品ページにある。ジャーキャンドルでは「ロウの表面より5mm程度露出するように芯の長さを調節」、「連続燃焼はススなどの発生を防ぐため、3〜4時間まで」。ハースウィックは芯を「3〜5mm程度」としている。

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ここに書いた数字・価格・注意書きは、日本公式サイトとカメヤマの公式サイト・オンラインショップの表記(2026年10月2日に閲覧)で、使ってみた感想ではない。

目次

使い方の注意書きは、正規代理店カメヤマの商品ページにある

日本公式サイトによると、WoodWickを取り扱うヴァージニアギフトブランズ社は1990年にアメリカ・ヴァージニア州リンチバーグで設立され、日本ではカメヤマが2010年から独占販売している。日本公式サイトは並行輸入品について「弊社以外が輸入した「WoodWick」の品質は保証いたしかねます」と注意している。

芯の長さや連続燃焼の時間は、カメヤマ公式オンラインショップの各商品ページの【キャンドルを上手に楽しむために】という欄に書かれている。アメリカのWoodWick公式サイト(woodwick.com)には接続できなかったが、米国の運営会社のヘルプセンターに「WoodWick® Safety & Care Guidelines」がある。日本の商品と同じではないので、数字は日本の商品ページに従い、米国の記載は木の芯の手入れの参考にとどめる。

火をつける前に、芯はロウの表面から5mm程度出しておく

【キャンドルを上手に楽しむために】の芯の長さは、商品によって書き方が少し違う。2026年10月2日に確認した商品ページの表記は次のとおり。

商品芯の長さ(商品ページの表記)
ジャーM・ジャーL・トリロジージャーMロウの表面より5mm程度露出するように芯の長さを調節してください。
ハースウィック・トリロジーハースウィックロウの表面より3〜5mm程度露出するように芯の長さを調節してください。

この欄にはどの商品でも「芯に自然木を使用しているため、商品により音の強弱がありますので予めご了承ください。」とある。音の大きさには個体差があるという前提だ。

火のつけ方そのものは、カメヤマ公式サイトの「キャンドルQ&A」(WoodWick専用ではなく、キャンドル全般の説明)にある。芯をまっすぐに立ててから火をつけ、柄の長いガスライターやマッチを使うと点火しやすい。マッチの燃えカスは入れたままにしない(異常燃焼の原因になる)。ホコリは点火前に乾拭きする(水拭きは芯が濡れるのでしない)。

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「燃焼時間 約55時間」は合計の目安。1回に灯すのは3〜4時間まで

商品ページの「燃焼時間」は、そのキャンドルが燃え尽きるまでの合計の目安で、1回に続けて灯してよい時間ではない。1回あたりは上の「3〜4時間まで」だ。

商品燃焼時間本体サイズ価格
ジャーM(箱付き)約55時間φ100×H118mm税込5,500円
ジャーL【直営店限定販売】約130時間φ104×H178mm税込6,600円
トリロジージャーM(箱付き)約55時間φ100×H118mm税込5,500円
ハースウィック(箱付き)約40時間W192×L115×H87mm税込7,700円
リニュージャーM【限定商品】約30時間φ80×H95mm税込4,400円

価格・サイズはカメヤマ公式オンラインショップの表示(2026年10月2日時点)。

燃焼時間には「無風・気温20〜28度前後の環境下における平均値です。湿度・気温・風など使用状況により変動します。」という注記がついている。リニュージャーMの商品ページには【キャンドルを上手に楽しむために】の欄が見当たらなかった。

置き場所は燃えやすいものから離し、火を灯したらそばを離れない

カメヤマの「キャンドルQ&A」は、置き場所について次のように書いている。

  • ガラス・陶器などの不燃性のホルダーにセットし、安定した平らな場所に置く
  • 周りにカーテンや紙などの燃えやすいものがないか確かめる
  • 小さな子どもやペットがいるところでは、手の届かない場所に置く
  • 空調などの強い風が当たる場所は避ける(不完全燃焼で油煙が出たり、燃焼時間が大幅に短くなったりする)

安全の注意として、同じページには次の一文がある。

火を灯したらそばを離れないこと、寝るときやそばを離れるときは必ず火を消すことを守って下さいね。

東京都も2024年4月18日に「ろうそくによる火災・やけどに注意!」を公表し、「火をつけたままその場から離れないようにしましょう」「使用後は、火が完全に消えていることを確認してからその場を離れましょう」と呼びかけている。東京都の試験では、窓際のアロマキャンドルの火が風でカーテンに燃え移る状況を再現し、防炎加工がされていないカーテンは着火後すぐに燃え広がった。

消し方は「水をかけない」。吹き消すならロウを飛び散らせない

WoodWickの商品ページには、消し方の説明は見当たらなかった。カメヤマの「キャンドルQ&A」(キャンドル全般の説明)には、消し方が次のように書かれている。

  • キャンドルは石油製品なので、火を消すときに水をかけるのは厳禁
  • 溶けて液状になったロウが飛び散らないように吹き消す。勢いよく吹き消すと溶けたロウが飛び散るので注意する
  • 溶けたロウは熱いので直接触らない

Q&Aには芯をピンセットでロウに倒して消す方法も載っているが、綿の芯を前提にした説明だ。WoodWickの芯は薄い木の板で、この方法が合うかは公式に記載がないので、この記事ではすすめない。

ジャーやハースウィックには木製のふた(リニュージャーMはコルク製のふた)が付いているが、日米の公式にふたで火を消す説明はない。公式は案内も禁止もしていないが、ふたを炎にかぶせる使い方を想定しているか分からないので、この記事ではすすめない。消したあとは、東京都の呼びかけのとおり、火が完全に消えたことを確かめてからその場を離れる。

火が小さい・消えるときは、液だまりと芯の周りを見る

カメヤマの「キャンドルQ&A」の「トラブル解決」には、次のような対処が載っている(これもキャンドル全般の説明)。

  • 途中で火が消えた:芯がロウの中に埋まったのが原因。ロウの液だまりを新聞紙の上などに捨ててから再点火する。固まったら柔らかいうちに芯の周りのロウをスプーンなどで削る(芯を切らないよう注意)
  • 火が小さくなった:いったん火を消し、液だまりを捨てるか芯の周りを削って芯を露出させる
  • 芯の先に黒い固まりができた、芯が長すぎて炎が大きくなった:ハサミなどで取り除く(綿の芯を前提にした説明)

木の芯については、米国のヘルプセンターの手入れのページが、Ellipse(ハースウィック芯の商品)で芯を整えるときは火を消し、芯とロウが完全に冷めてから、焦げた芯先を布や紙ナプキンで折り取る、としている。

中心だけが溶けていく「トンネル現象」については、WoodWick日本公式サイトが「ジャー用シェード」などを紹介している。ジャーMキャンドルにセットして使うと「炎の熱が逃げにくくなり、キャンドルが溶けやすくなるため、中心だけが溶けていくトンネル現象を防ぐことができます」と説明されている。保管については、カメヤマの「キャンドルQ&A」が、高温の場所や直射日光の当たる場所を避けるよう書いている(溶けて形が変わったり、色が変わったりすることがある)。

テントの中・車の中では灯さない。起きている間でも同じ

焚き火のような音がしても、キャンドルは火を使う道具だ。布でできたテントの中や狭い車の中は、カメヤマが避けるよう書いている「燃えやすいもの」が近くにある場所にあたる。この記事としては、寝るときに限らず起きている間でも、テントの中・車の中でウッドウィックを灯さないよう勧める。

NITE(製品評価技術基盤機構)と消費者庁は、テントの中などの換気が不十分な場所で、たき火やこんろ、ランタンなどを使うと一酸化炭素中毒に至るおそれがあるとして、「必ず屋外の風通しのよい場所で使用してください」と呼びかけている。キャンドルは名指しされていないが、この記事では同じ考え方をとる。

一方で、屋外に出せば安全になるわけでもない。燃焼時間は「無風」での平均値で、カメヤマは風が当たると不完全燃焼を起こして油煙が出るとしている。日本公式サイトが紹介している使い方も、リビングや自分の部屋、玄関など家の中の場面だ。火の扱いに不安があるときは、東京都が勧めるように電気ろうそく等の代用品も検討したい。

人気の香りは日本公式の1位がホワイトティー&ジャスミン。買うなら正規の取扱店で

WoodWick日本公式サイトの「日本の人気フレグランス ベスト5」は、1位の画像から順にホワイトティー&ジャスミン、ラベンダースパ、ホワイトチーク、イブニングバンファイア、ユズブルームズ。集計の時期は書かれていない。ホワイトティー&ジャスミンは「ジャスミンがほんのり香るホワイトティーに、レッドシダーとローズのアクセント。」と説明されている。香りは約60種類あるという。

買える場所は、カメヤマ公式オンラインショップと、カメヤマキャンドルハウスの直営店。2026年10月2日時点で公式サイトに載っている直営店は、カメヤマローソクタウンストア(三重県亀山市)と青山店(東京都港区)の2つだ。直営店以外の取扱店はウッドウィックの取扱店の記事でまとめている。

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