DOD「フタヘヤラクダテント」は税込44,000円・約9.5kg|傘のように開くワンタッチ2ルーム、遮光率99.9%以上

DOD「フタヘヤラクダテント」は税込44,000円・約9.5kg|傘のように開くワンタッチ2ルーム、遮光率99.9%以上

DOD(ディーオーディー)は2026年9月16日付のプレスリリースで、ワンタッチ2ルームテント「フタヘヤラクダテント」(型番T3-263-TN、カラーはタン)を発売したと発表した。価格は税込44,000円(2026年9月時点)、重量は約9.5kg、収容可能人数は大人3名だ。

寝室部分は傘を広げるように立ち上がるワンタッチ構造で、前室はY型ポールを通して作る。生地は遮光率99.9%以上のブラックコーティングで、裾には風の吹き込みを抑えるスカートが付く。前身は、すでに販売終了になっている「ライダーズタンデムテント」だ。

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ここに書いた価格・サイズ・重量・耐水圧は、DOD公式サイトのプレスリリースと製品ページ、公式通販「DOD STORE」の商品ページに載っているものだ。検索では「フタヘアラクダテント」と書かれることもあるが、公式の表記は「フタヘヤ」、英語名は「TWO ROOM RAKUDA TENT」である。

秋の芝生のキャンプサイトに張られた、ベージュ色の小型2ルームテント(寝室と前室が前後につながった形)。実在ブランドのロゴなし、火器なし
イメージ画像です。
目次

税込44,000円、組立サイズは約W370×D230×H145cm

公式に出ている仕様をまとめる。リリースと製品ページの両方に載っている項目は、数字が同じだ。最低耐水圧とUVカット(UPF50+)は製品ページだけに載っている。

項目公式の表記
型番・カラーT3-263-TN(タン)
価格44,000円(税込)※製品ページは「DOD STORE価格」
組立サイズ(外寸)(約)W370×D230×H145cm
インナーサイズ(約)W210×D210×H120cm
収納サイズ(約)W23×D80×H23cm
重量(約)9.5kg
収容可能人数大人3名(製品ページの仕様欄は「3人」)
最低耐水圧アウターテント3,000mm/フロア5,000mm/グランドシート5,000mm
UVカットUPF50+
遮光率99.9%以上

材質は、アウターテントが68Dポリエステル(PUコーティング、遮光コーティング、UVカット加工)、インナーテントがポリエステルメッシュ、フロアとグランドシートが210Dポリエステル(PUコーティング)、ポールはアルミ合金、ペグはスチールだ。

耐水圧について、製品ページは「JIS L 1092(ISO811)方式」で試験し、計測箇所の平均値ではなく「最低値が記載値以上となるように」設定していると注記している。セット内容にはY型ポール、V型ポール、ペグ×17本、ロープ(長)×6本・(短)×4本などが入り、インナーテントとグランドシートは取り付け済みの状態で届く。

寝室は傘のように開き、前室はY型ポールを通すだけ

設営の仕組みは2段階だ。リリースには、寝室部分は「傘を広げるように設営できるワンタッチ構造」、前室は「Y型ポールを通すだけのシンプルな設計」とある。製品ページも、寝室は「パッと立つワンタッチ式」、前室は「Y型ポールを通すだけのカンタン設営」と説明している。

DODの特集ページ「ワンタッチテントシリーズ」によれば、ワンタッチテントは「フレームと生地が一体化した特殊構造のテント」のことだ。同社は2008年のブランド創設以来、約40数種類のワンタッチテントを出してきたとしている。フレームが折れた場合も、関節パーツやフレームの修理サポートがあり、DOD STOREでは補修パーツも売っていると同ページのQ&Aに書かれている。

組み立て手順は、製品ページの「HOW TO」から取扱説明書(PDF)を見られる。買う前に一度目を通しておくとよい。

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遮光率99.9%以上の生地と側面3か所のメッシュで、日中の熱に備える

このテントがいちばん強く打ち出しているのは遮光だ。製品ページは、日傘にも使われるブラックコーティング(遮光率99.9%以上)を施した遮光テントだと説明している。外側の生地には、日光の反射率を高めるためにタンカラーを採用したという。

換気は、側面3か所の「サイドウインドメッシュ」から空気を取り込み、フルメッシュのインナーテントまで熱を逃がす構造だ。リリースでは「直射日光を遮りつつ熱を速やかに排出します」と表現している。

インナーテントはフルメッシュで、前後は閉じることができる。側面は冷気の侵入を減らすサイドウォールと使い分けられる、と製品ページにある。暑い時期は開けて風を通し、寒い時期は閉じる、という使い分けを前提にした作りだ。

「オールシーズン対応」はスカートとグランドシートによるもの

DODはこのテントを「オールシーズン対応モデル」と呼んでいる。製品ページがその理由として挙げているのは、テント下部からのすきま風を防ぐスカートと、地面からの冷えを減らす一体型グランドシートだ。冬はインナーテントの前後を閉じられることも、別の項目で説明している。リリースは、秋キャンプの肌寒い夜や冬場まで快適に過ごせる仕様だとしている。

誤解しやすいのは、「オールシーズン」が風の強さまで保証する言葉ではないことだ。DODのワンタッチテント特集のQ&Aは、ワンタッチ構造は関節部分が多いため「強風にはあまり強くありません」と書き、風が強い日や悪天候が予想される場合は無理に設営せず、キャンプの延期も考えるよう勧めている。

寒い季節に使うときの暖の取り方にも注意がいる。NITE(製品評価技術基盤機構)は、テントの中など換気が不十分な場所でたき火をしたり、ガスカートリッジこんろやポータブルストーブ、ランタンなどを使ったりすると一酸化炭素中毒に至るおそれがあるとして、「必ず屋外の風通しのよい場所で使用してください」と呼びかけている。スカートや閉じられるインナーはすきま風を減らすための装備で、テント内で火器を使えるという意味ではない。起きている間でも、寝るときでも、寝室・前室を問わずテント内では使わない。寒さへの備えは、季節に合った寝袋やマットで考えたい。

屋外の明るい芝生の上で、テントのペグをハンマーで打ち込む手元のアップ。背景にぼかしたベージュ色のテントの裾、火器なし
イメージ画像です。

前モデル「ライダーズタンデムテント」より約2.7kg重く、インナーは5cm高い

リリースによると、フタヘヤラクダテントは、バイクツーリストやソロ・デュオキャンパーに支持された旧モデル「ライダーズタンデムテント」の使い勝手を見直したものだ。前室のフレーム構造を新しくして、前室の天井高と有効面積を広げたとしている。ただし、前室の天井高や面積の具体的な数字は、リリースにも製品ページにも出ていない。

DOD公式サイトには、ライダーズタンデムテント(T3-485/T3-485-TN)のページが「販売終了」の表示つきで残っている。両方の仕様欄の数字を並べる。

項目フタヘヤラクダテント(T3-263-TN)ライダーズタンデムテント(T3-485-TN)
状態・価格販売中・44,000円(税込)販売終了・参考価格34,580円(税込)
組立サイズ(外寸)(約)W370×D230×H145cm(約)W230×D375×H140cm
インナーサイズ(約)W210×D210×H120cm(約)W210×D210×H115cm
収納サイズ(約)W23×D80×H23cm(約)直径23×長さ65cm
重量(約)9.5kg(約)6.8kg(総重量)
収容可能人数大人3名大人3名
アウター生地68Dポリエステル(PU、遮光、UVカット加工)75Dポリエステル(PUコーティング)
最低耐水圧アウター3,000mm/フロア5,000mmアウター3,000mm/フロア5,000mm

外寸はWとDの向きが両ページで逆に書かれているので、原文どおり載せた。長い辺と短い辺で比べると、長い辺は約375cmから約370cm、短い辺は約230cmで同じ、高さは約140cmから約145cmで、外形の大きさはほぼ変わらない。インナーの床面は同じ約210×210cmで、高さが115cmから120cmへ5cm上がった。重さは約6.8kgから約9.5kgへ、約2.7kg増えている。ただし公式の重量表記は、新モデルが「製品重量」、旧モデルが「総重量」で、付属品の構成も違うため、目安の差として見てほしい。収納時の長さも65cmから80cmになった。

旧モデルの仕様欄のアウター生地には、遮光やUVカットの記載はない。バイクに積む前提で旧モデルを使っていた人は、重さと収納の長さの差を先に確かめておきたい。

「2人用」と「大人3名」、公式の表記は両方ある

定員の書き方は、ページによって違う。製品ページの見出し文は「2人用ワンタッチ2ルームテント」で、リリースの副題は「ソロデュオテント」だ。一方、仕様欄の収容可能人数はリリースが「大人3名」、製品ページが「3人」になっている。

製品ページの説明は、2人なら寝るだけでなく十分な荷物スペースが取れる寝室サイズで、「最大3人まで就寝可能」としている。リリースも、大人3名が寝られるサイズのインナーテントで、ソロ、デュオなら十分なサイズだと書き、前室についても「2〜3人での滞在時でもストレスなく過ごせます」としている。つまり、寝られる上限が3人で、ゆとりを持って使う想定は1〜2人ということになる。3人で使う予定なら、荷物をどこに置くかも含めて考えておくとよい。

DODのテントの選び方については、当サイトのでかキノコテントエアーとキノコテント2の違いでも、公式の数字をもとに比べている。

買えるのはDOD STOREと各販売店、店頭在庫は来店前に確認

公式通販のDOD STOREでは、2026年9月29日に確認した時点では、商品種別が「通常在庫」と表示され、カートに入れられる状態だった。価格は44,000円(税込)、送料は当社負担。購入できるのはお一人様5点まで。通常在庫の商品は、注文から2〜3営業日程度で出荷する(注文から10営業日以内に届ける)と書かれている。配送日・時間の指定はできず、キャンセル不可、離島配送不可の表示もある。

DOD製品ページの「各販売店で購入」からは、Amazonと楽天市場の販売ページにも進める。実店舗で見たい場合は、DOD公式サイトの「取扱店舗一覧」でエリアごとに探せる。ただし同ページには、店舗によって取扱製品や在庫状況が違うので来店前に店舗へ問い合わせるように、と注意書きがある。

製品についての質問は、DOD公式サイトのお問い合わせフォームから送れる。

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