WAQはどこの国?大阪市東淀川区のWAQ株式会社が運営する日本のブランド|製品ページの製造国表記は中国が大半

WAQはどこの国?大阪市東淀川区のWAQ株式会社が運営する日本のブランド|製品ページの製造国表記は中国が大半

WAQ(ワック)は日本のアウトドアブランドだ。販売しているのはWAQ株式会社で、公式オンラインストアの特定商取引法に基づく表記では、所在地が「大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目6−14新大阪第二日大ビル908号室」、代表責任者が金光 広大となっている。国税庁の法人番号公表サイトでも、WAQ株式会社(法人番号5010401167614)の本店は「大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目6番14号」だ。

ただし「日本のブランド」と「日本製」は別の話だ。WAQ公式オンラインストアの製品ページを見ると、コット・マット・ワゴン・ランタン・テントなど多くの製品に「MADE IN CHINA」、一部には「製造国 中国」「原産国 中国」と書かれている。つまり、販売は大阪の会社、製造は中国という表記の製品が大半を占める。

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ここに書いた会社情報は公式オンラインストアの特定商取引法に基づく表記と国税庁 法人番号公表サイト、製造国・価格・仕様はWAQ公式オンラインストアの各製品ページに載っているもの(2026年9月27日閲覧)だ。

大阪の街並みを背景に、段ボール箱に入ったアウトドア用品が並ぶ倉庫のような空間
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目次

今のWAQ株式会社は2022年10月に旧WAQ株式会社を合併した会社

WAQ株式会社という名前の法人は、国税庁の法人番号公表サイトに2つ載っている。1つは法人番号2120001203975の旧WAQ株式会社で、「令和4年10月1日」に今のWAQ株式会社へ「合併し解散」と記録されている。もう1つが今のWAQ株式会社(法人番号5010401167614)で、旧社名は株式会社アイ・シー・ゼロ・スリー、2022年10月に旧WAQ株式会社を吸収合併し、本店を東京都港区から大阪市東淀川区へ移している。

項目今のWAQ株式会社旧WAQ株式会社
法人番号50104011676142120001203975
本店(法人番号公表サイト)大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目6番14号大阪府大阪市東淀川区東中島1丁目6番14号
状態・経緯令和4年10月1日に旧WAQ株式会社を吸収合併。商号変更の旧情報は株式会社アイ・シー・ゼロ・スリー、本店所在地変更の旧情報は東京都港区虎ノ門3丁目7番10号登記記録の閉鎖等(合併による解散等)
法人番号指定年月日令和4年5月26日平成29年2月28日
特商法表記の代表責任者・電話金光 広大/06-6195-8288―

WAQ株式会社の名前の会社概要ページ(waq.co.jp)も残っていて、そこには設立日2017年2月23日、資本金900万円、代表取締役 佐伯成都、部屋番号1007と載っている。ただ、法人番号公表サイトの記録と照らすと、これは合併前の旧会社の情報とみられる。今の運営会社の情報としては、特商法表記と法人番号公表サイトのほうを見るのが確実だ。

ブランドの考え方は、公式オンラインストアの紹介文に「『アウトドアを通じて人生にワクワクを』をテーマに」と書かれている。「WAQ」という名前の由来そのものは公式ページで確認できなかった。

製品ページの製造国表記は、ほとんどが中国(編集部集計)

「WAQはどこの国」と調べる人の多くは、製品がどこで作られているかも気にしているはずだ。そこで編集部が、公式オンラインストアの商品一覧139件(セット品・パーツ単品・訳あり品・ギフトラッピングを含む)の商品説明テキストを、2026年9月27日に検索して数えた。画像の中の表記は含まない。セット品は、構成品の単品ページに表記があっても、セットのページに書かれていなければ「記載なし」に数えている。公式の統計ではなく、商品の入れ替えで件数は変わる。

商品説明の表記件数例
「MADE IN CHINA」105件2WAY フォールディングコット、インフレータブル式マット 8cm、アウトドアワゴン、LED LANTERN2、Paramount Dome など
「製造国 中国」「原産国 中国」8件AIR VISTA(エアテント)とその専用インナーテント、リクライニングチェア類 など
「原産国 日本」1件WAQ × NULL FIELD UV STICK(日焼け止めスティック)
製造国の記載なし25件チタンマグ 450ml、EASE POP TENT、EASE TARP 3.0、セット品、ギフトラッピング など

サジェストに出てくる「waq テント どこの国」についても、Paramount Dome、Alpha TC/FT、Alpha T/C、ASTRA CT、EASE SHADE の製品ページは「MADE IN CHINA」、エアテントのAIR VISTAは「製造国 中国」だ。一方、EASE POP TENT と EASE TARP 3.0 の商品説明には製造国の記載がない。記載がない商品は、どこで作られているかを公式ページから判断できないので、気になる場合は後述の問い合わせ窓口で確認するのが確実だ。

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「日本のブランド」でも「日本製」とは限らない

WAQは大阪の会社が運営するブランドなので「日本のブランドか」と聞かれれば答えは「はい」になる。一方で「日本製か」と聞かれると、上の表のとおり製品ページの表記はほとんどが中国だ。この2つを混同しないようにしたい。

日本の会社であることが購入後に効いてくるのは、保証と問い合わせの窓口だ。公式の製品保証ページには「製品の保証対応期間は原則お買い上げ日もしくは商品到着日から1年間です」とある。初期不良は商品到着日から30日間が対象だが、保証内容の欄には「屋内での使用に限ります。屋外で使用されたものは通常保証の対象となります」と書かれている。アウトドアで一度使ったあとに見つかった不具合は、初期不良ではなく通常保証の扱いになるということだ。問い合わせはLINE公式アカウント、Eメール、電話のいずれかで受け付けている。

ただし保証には条件がある。同じページで、常設利用による劣化、実店舗で買った製品の購入日がレシートなどで確認できない場合、WAQ以外の業者・個人から買った場合、「日本国外で購入された場合、及び日本国外で使用された場合」などは保証の適用外とされている。フリマアプリなどで個人から買った製品は対象外になる点に注意したい。また「初期不良の場合を除き、修理及び交換の際の送料はお客様負担」とされている。

キャンプサイトに組み立てられた折りたたみ式の簡易ベッドと、その上に敷かれた厚手のマット
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コット・マット・ワゴン・ランタンの価格と仕様(公式ストアの表示)

ここでは、コット・マット・ワゴン・ランタンの4製品を取り上げる。どれも2026年9月27日時点で公式オンラインストアに販売ページがあり、重量やサイズなどの仕様を製品ページで確認できたものだ。順位はつけていない。価格はすべて公式ストアの表示で、税込・2026年9月時点だ。

製品名(公式ストアの表記)税込価格重量主な仕様
コット WAQ 2WAY フォールディングコット15,800円約3.2kgハイ約190×65×37cm/ロー約190×65×17cm、分散耐荷重150kg
インフレータブル式マット 8cm WAQ6,980円約2.5kg使用時 約190×65cm・厚み8cm、R値6.0
アウトドアワゴン WAQ キャリーカート11,800円11.2kg収納時 約42×24×77cm、フレームはスチール
WAQ LED LANTERN211,000円約700g(付属品含む)250lm〜1650lm(昼光色時)、13400mAh

チタンマグ 450mlも公式ストアで「在庫限り」の表示で3,680円(税込)で売られているが、製品ページのテキストで重量やサイズを確認できなかったため、ここでは詳しく取り上げない。

2WAY フォールディングコット

公式の説明文で「ハイとローの2パターンで高さ調節」とされているコットだ。寸法はハイが長さ約190×横幅約65×高さ約37cm、ローが高さ約17cm。セット内容はベッドシート1枚、サイドフレーム2本、レッグフレーム3個、レッグポール12本、収納ケース、日本語説明書。収納時は約60×18×18cmになる。

公式ストアで今売られているのは600Dシートのモデルで、カラーはタン・オリーブ・ブラック・ベージュグレーの4色。300Dシートのモデルは、公式ストアでは「【旧モデル】」「廃盤品・在庫限り」と表示されている。耐荷重150kgは「分散耐荷重」で、製品ページには「一点に重さを集中させないでください」とある。

ほかのメーカーのコットとも比べたいなら、キャンプ用コットのまとめ記事も参考になる。

インフレータブル式マット 8cm

公式の説明文で「空気とウレタンのハイブリット構造」とされている、厚さ8cmのマットだ。生地はPVC75D、内側は「ひし形打ち抜きウレタンフォーム」。使用時は約190×65cm、収納時は約65×20cmで、2枚を連結すると約190×130cmになる。

製品ページにはR値6.0と書かれている。一方で「寒冷地でのご使用には服装などに十分注意した上でご使用ください」という注意書きもあるので、冬に使うときは寝袋や服装と組み合わせて考えたい。カラーはタン・オリーブ・ブラックの3色で、ネイビーは公式の販売終了商品一覧に「2026年1月」終了と載っている。

マット選びでほかの候補も見たい場合は、キャンプマットのおすすめ記事にまとめている。

アウトドアワゴン

公式ストアの説明文では「幅8.5cmの圧倒的なタイヤサイズ・大容量106L・ 高耐荷重150kg」とうたっている折りたたみワゴンだ。使用時の全体サイズは約89×47cmで、長さは最短約98cm〜最長約113cm。収納時は約42×24×77cm(持ち手を含まない)で、重量は11.2kgある。

カラーはオリーブ×タンとブラック×ネイビーの2種類。製品ページには「対荷重を超えた荷物の積載はお控えください」と注意がある。専用のアルミテーブル(5,590円・税込)とのセットや、タイヤなどのパーツ単品も公式ストアで売られている。

LED LANTERN2

本体サイズ約11.5×8×3.5cmの充電式LEDランタンだ。明るさは250lm〜1650lm(昼光色時)で、公式の説明文では「3パターンの点灯モード、4段階の明るさ調整、最長24時間点灯」「モバイルバッテリー機能搭載」とされている。重量は付属品込みで約700g、本体(ハンドル付き)は約410g。

カラーはタン・オリーブ・カモフラ・ブラック。カモフラについては、製造工程の染色液がネジ穴付近でサビのように見えることがあると製品ページで説明している。

夕暮れのキャンプサイトのテーブルに置かれた小型の充電式LEDランタン
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公式オンラインストア・各モール店・取扱店舗で買える

WAQのブランドサイトの「ショップ一覧」には、公式オンラインショップのほか、Amazon店、楽天市場店、Yahoo!ショッピング店、au PAYマーケット店が並んでいる。ふだん使っている通販サイトのポイントを使いたいなら、これらの公式店から買える。

公式オンラインストアの送料は商品ごとに違い、2026年9月27日時点の商品ページの表示ではコットとランタンが送料無料、マットが600円、ワゴンが1,000円だった。なお、ストアの全ページ上部には「10,000円以上の購入で送料無料!(ワゴンは除く)」と告知されている。

実物を見てから決めたい人は、公式の取扱店舗一覧で近くの店を探せる。DCMやスーパースポーツゼビオ、アウトドアショップなどが都道府県別に並んでいる。ただし一覧には「取り扱い商品やカラー、在庫状況については、店舗ごとに異なります」とあるので、出かける前に店へ電話で確認したほうがいい。

保証を受けるには購入日がわかるレシートや納品書が必要だ。お客様都合の返品は「ご購入から30日が経過していた場合」受け付けないと特定商取引法に基づく表記に書かれている。

欲しい製品が見つからないときは販売終了一覧を確認する

WAQは販売を終えた製品を販売終了商品の一覧ページにまとめている。たとえば「Alpha TC(OLIVE / BLACK)」は2024年9月/12月、「2人用マット」は2025年9月、「DD Sleeping Bag ソロ」は2025年11月に終了と書かれている。

ネットの古い記事や口コミで見かけた製品を探しても見つからない場合は、まずこの一覧を見ると早い。一覧にない製品で在庫が見当たらないときは、公式ストアのお問い合わせフォームか電話(06-6195-8288、特商法表記では土日祝休業)で聞ける。

気になるギアが見つからないときは、国内外のキャンプギアを扱うセレクトショップ【hinataストア】ものぞいてみてください。

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この記事を書いた人

多数のジャンル案件を手掛けるWebライター。

趣味のソロキャンプを活かしたアウトドア案件は特に得意とし、取材を兼ねた愛車のジムニーJA-11改でキャンプ場ワーケーションに出かけることも多い。

元飲食店主の経歴もあるためキャンプ飯にはこだわりたいタイプ。

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